xmCHART 3.4 Reference
Last updated: 2011-08-22


構文 戻る 関数 定数


  関数
     
   
  • 関数はキャリッジリターンによって区切ります。つまり、1行が 1つの関数コールを意味します。

  • 関数の引数は丸括弧で囲みます。
    例:
    AddSymbol(100;150;bullet;10;1;darkGray)

  • 関数名と定数は大文字と小文字を区別しません。
    例:
    BORDERSTYLE(all;POLY;2;darkblue) // 正常
    Borderstyle(All;Poly;3;DARKBLUE) // 可能

  • 関数が何度もコールされた場合には、前のものはすべて無視され最後のものが使用されることになります。
    例外: 関数 PieChartExplodes()、PieChartExplodeDepths()、およびAddText()、AddSymbol()、AddPicture() のようなグラフィックスプリミティブは、次のように複数回コールすることができます。

    OpenDrawing(400;300)
       ChartData(12 45 23 -10 34)   // 無視されます
       ChartData(78 -23 56 22 11)
       PieChart(oval+shadow+label)     // 無視されます
       BarChart(label)
       FillStyle(1;red)          // 無視されます
       FillStyle(1;blue)
       FillStyle(2;yellow)
       AddText(20;20;"Diagram 1")
       AddText(20;35;"(Variant A)")
       AddText(200;280;"Copyright")
    CloseDrawing()


  引数
     
   
  • 関数が複数の引数をもつ場合、各引数は OpenDrawing(400;300) のようにセミコロン「;」で区切ります。

  • オプションの引数(絶対に必要とは限らないもの)は、関数コール内でスキップすることができます。この場合には、xmCHART が持つデフォルト値が使用されます。
    これらの値については 関数リファレンス を参照してください。
     例: LegendBackground(white;;2;;;3)
        LegendBackground()

  • ChartData() 関数:
    1つのデータシリーズの値はスペース、タブ、またはラインフィードで、複数のデータシリーズはセミコロン「;」で区切ります。
     例: 
    ChartData(78 -23 56 22 11; 34 23 -87 18 72)

    シリーズ毎の値の数は次のように一定でなくてもかまいません。
     例: 
    ChartData(78 -12; 45 7 -23; 0 ;12 -34 78 23)

    科学式 (E-format) にグラフの値を入力することもできます。
     例: 
    ChartData(-1.2e04 0.2E04 .2e-3)

    逸失値に「Null」を使うこともできます。
     例:
     ChartData(12 98.3 null 23.1 Null NULL 7.23 -0.67)

  • テキストとフォント名は次のようにダブルクォートで囲みます。
     例:
     TitleText("Chart 1")
    ダブルクォート自体を使用する場合には、次のように「""」と2度入力するか、または「\"」と入力する必要があります。
     例:
       TitleText("""A""BC""") produces "A"BC".
       TitleText("\"A\"BC\"") produces "A"BC".

    注意:
    ダブルクォート (") をスマートクォート (”“) と混同しないようにしてください。スマートクォートは、FileMaker Pro の「ファイル/ファイルオプション.../テキスト」メニューで設定することができます。


  • テキストには改行を使うこともできます。
     例:
       
    TitleText("Chart 1\nOverview") // "\n"...新しい行

  • RGBカラーは、0〜255 までの 3つの整数(それぞれ赤、緑、青を意味します)で定義されます。これらの3色の数字は半角スペースで区切ります。
     例:
       FillStyle(all;255 127 0)
       LegendBackground(255 255 0) // 黄色

  • 透明(アルファ値)を R G B A の中の 4番目の引数としてオプションで使用できます。範囲: 0(不可視)...255(不透明)デフォルト: 255
     例:
       FillStyle(1;100 0 188 255)  // FillStyle(1;100 0 188) と同じ
       FillStyle(1;255 0 255 200)
       FillStyle(1;#FF8900DE)
       FillStyle(1;darkRed 200)    // エラー、使用できません!   

       FillStyle(1;darkRed, 200)    // エラー、使用できません!

  • カラーは、#RRGGBB、#rrggbb、#RRGGBBAA、#rrggbbaa のようにアルファ値の有無にかかわらず 16進数で入力することもできます。
     例:
       FillStyle(1;#FF8900DE)
       BorderStyle(all;poly;2;#ff12c0)

  • RGBカラーの取り扱いが少し厄介なので、xmCHART には 88色の独自のパレットと、最も一般的な 20色の覚えやすいカラー名が用意されています。 カラー名については 定数リファレンス を参照してください。

  • 42種類のビルトイン・グラデーション(背景色の塗り)は、次のようにピクチャソースに resource を指定して "1"〜"42" までのリソースID を入力することで利用することができます。
     例: BackgroundPict(resource;"12")

     注意: リソースID はダブルクォートで囲む必要があります。

  • クリップボードの画像は、画像ソース定数 clipboard を使って xmCHART にコピーすることができます。
     例: AddPicture(100;150;;;clipboard)

  • ファイルからの画像は、画像ソース定数 file とファイルへのパスを使って xmCHART にコピーすることができます。
     例:
     BackgroundPict(file;"Pictures/Pict_01.png")
     BackgroundPict(file;"C:/Pictures/Pict_01.png")

     BackgroundPict(file;"Macintosh HD/Picts/Pict_01.pdf")

    インポート可能なファイル形式は、MacOS X では、PDF, PICT, GIF, JPEG, PNG, BMP または TIFF、Windows では、WMF, EMF, GIF, JPEG, PNG, BMP または TIFF です。

  • 線に破線の長さと間隔を指定して点線や破線などのパターンを設定することができます。
     例:
     LineStyle(1;poly;1)      // 普通の線(デフォルト)
     BorderStyle(1;poly;1 2 2)  // 2ポイント間隔の点線
     LineStyle(all;poly;1 5 5)     // 5ポイント間隔の破線
     BorderStyle(all;;2 9 4 2 4)   // 点線と破線の組み合わせ


  その他
     
   
  • コメント:
    (1)コメントの先頭には 2本の半角スラッシュ "//" を入力します。
     例: MajorGridLineWidths(x;y;0) // 垂直グリッドラインだけ
    (2) C言語風に /* ... */ による複数行コメント化が可能です。
     例:
     MajorGridLineWidths(x;y;0) /* 垂直グリッドラインだけ */

  • 特別の文字:(日本語フォントでは、「\」は「\」と表示されます)
    \n = 改行
    \r = キャリッジリターン(「\r」は「\n」と同一です)
    \t = タブ
    \\ = バックスラッシュ
    \" = クォート(「\"」は「""」と同一です)
    \uXXXX = Unicode(16進数)

     例:
     TitleText("グラフ1\nシリーズ AB")
     LegendTexts("カテゴリー\"A\"")    // カテゴリー"A"
     LegendTexts("カテゴリー ""A""")     // カテゴリー "A"
     TitleText("グループ \u00DF")       // \u00DF = "ß"
     AddText(5;50;"\u00A9ForeSight")    // \u00A9 = "©"

  • xmCHART のバージョンの取得
    xmCH_GetVersion(type)     type = 1: ロングバージョン
                     type = 2: ショートバージョン
     例:
     xmCH_GetVersion(1) // たとえば "xmCHART 3.4.2" が返ります
     xmCH_GetVersion(2) // たとえば "3.4.2" が返ります

  • マウスの座標位置
    xmCH_GetMouse() は現在のマウスの座標位置を返します。
    これにより、FileMaker Pro 起動時のウインドウスクロールのオフセットとステータスエリア、およびズーム情報が正しく取り込まれます。座標位置の表示形式を指定することもできます。表示形式が空欄の場合には x と y の座標はスペースで区切られます。
     例:
     xmCH_GetMouse("")      // xy座標を 419 253 のように返します
     xmCH_GetMouse("%1 %2") // xy座標を 419 253 のように返します
     xmCH_GetMouse("%2")   // y座標を返します
     xmCH_GetMouse("(x=%1; y=%2)") // xy座標を(x=419; y=253) のように返します


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