「PreFab Player」参上!
そこでPreFab
Playerの出番となる。例えば、もし可能ならJPEG形式で、不可能ならEPS形式で保存したいとする。
その場合のスクリプトは、上記のスクリプトでファイル形式をPhotoshop EPSに指定する部分を以下のように書き換えればいい。
try
do menu popup item "JPEG" of popup "ファイル形式"
type {down arrow, ".jpg"}
type enter
on error
do menu popup item "Photoshop EPS" of popup "ファイル形式"
type {down arrow, ".eps"}
type enter
end try
type enter |
最後のtype enterは、JPEGやEPSで保存した直後に表示されるダイアログを無視するための「OK」ボタンや、標準設定のボタンをクリックする命令だ。もし保存先に同名のファイルがあった場合、アクション機能と同様に書き換えるなら、上記のスクリプトに以下の行を追加すればいい(図3)。

図3 同名のファイルがあると、このダイアログを表示する。
ここでキャンセルをクリックした場合、下にある「別名で保存」のダイアログ上で、もう一度キャンセルボタンをクリックしないとスクリプトが止まってしまうことに注意
|
try
click button "入れ換え"
type enter
on error
end try
|
ここで使っているtryという命令はPreFab
PlayerではなくAppleScript本来の命令で、「やってみてダメならon error以下を実行せよ」という意味だ。ファイルを書き換えない場合は以下のようになる。
try
if exists button "入れ換え" then
click button "キャンセル"
click button "キャンセル"
end if
on error
end try |
最初のキャンセルは入れ換えのダイアログに、次のキャンセルは別名で保存のダイアログに対して、それぞれ実行される。Photopshop
4.0には保存の際に自動的に指定されたファイル形式に応じた拡張子を付ける機能があるが、前述のとおり、あらかじめ決められた文字列になってしまう。それを無視するには、PreFab
Playerにtellした直後に次の命令を加えておく必要がある。さもないと、ファイル名が「.EPS.eps」のようになってしまうからだ(図4)。

図4 「ファイル」メニューの環境設定のダイアログで「ファイルの保存」を選び、拡張子の自動オン/オフ機能を指定する
ということで、今回仕上げたスクリプトについてはSampleScripts
Vol.8を参照してほしい。次回はこのスクリプトを繰り返し処理させる本格的なバッチ処理に挑戦する。